<Header>
<Author: 王維>
<Title: 奉和聖製從蓬萊向興慶閣道中留春雨中春望之作應制>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 聖製（せいせい）「蓬萊（ほうらい）より興慶（こうけい）に向（むか）ふ閣道中（かくだうちゅう）、留春（りうしゅん）雨中（うちゅう）春望（しゅんぼう）」の作（さく）に和（わ）し奉（たてまつ）る　應制（おうせい）>
<BookPage: 72>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
渭水自縈秦塞曲，
黃山舊遶漢宮斜。
鑾輿迥出千門柳，
閣道廻看上苑花。
雲裏帝城雙鳳闕，
雨中春樹萬人家。
爲乘陽氣行時令，
不是宸遊玩物華。
<End Poem>
<Translation>
渭水は昔ながらに秦の古城について曲って流れており、黃山は
漢の宮殿をとりかこんで斜めにそばだっている。天子のお乗物は數知れぬ宮門の柳のあいだを出て、閣道の上からふりかえって御苑の花を眺めることができる。
の。僕の建章宮に左に感興、 右に神ここでは唐の御苑をさす。
雲がかかっている宮城のかたをみやれば一對の鳳闕が聳え、雨がしとしととふっているなかに春の新芽をふいた木々が點々とつらなって、そのあいだから萬戸の人家がむらがって目にはいってくる。これは春の時節にふさわしい政令をおだしになって民に農桑を勧め、廣く恩澤をほどこしたまう思し召しのおなりであって、春景色をめでての行楽のための出遊ではない。
<End Translation>
<Formatted Translation>
渭水は昔ながらに秦の古城について曲って流れており、
黃山は漢の宮殿をとりかこんで斜めにそばだっている。
天子のお乗物は數知れぬ宮門の柳のあいだを出て、
閣道の上からふりかえって御苑の花を眺めることができる。
の。僕の建章宮に左に感興、 右に神ここでは唐の御苑をさす。
雲がかかっている宮城のかたをみやれば一對の鳳闕が聳え、
雨がしとしととふっているなかに春の新芽をふいた木々が點々とつらなって、そのあいだから萬戸の人家がむらがって目にはいってくる。
これは春の時節にふさわしい政令をおだしになって民に農桑を勧め、
廣く恩澤をほどこしたまう思し召しのおなりであって、春景色をめでての行楽のための出遊ではない。
<End Formatted Translation>